ハロプロ

2021/4/17 演劇女子部「眠れる森のビヨ」(ネタバレなし)

公演情報

2021/4/17 演劇女子部「眠れる森のビヨ

11:00開演 @こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロ

出演:BEYOOOOONDS

脚本・演出:中島庸介
音楽:和田俊輔
振付:YOSHIKO
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ

舞台装置

後ろの方は巨大化した本が重なっているような風情で高低差を出している

様々な大きさの箱が積まれている

天井からは歯車もしくは棘の生えた木の蔦が渦巻いているようなものが、上手下手それぞれ前方、そして舞台中央奥に吊るされている。

ってのをメモしてたら一列前の男性が舞台装置の写真撮ってたんだけど写真撮影可なんだっけ…?

と疑問を持ちつつ、私は写真を撮影していないので、文字記述のみ。

感想(ネタバレなし)

今回は出演者がBEYOOOOONDSのみということで、どうなるかなーと思っていたら、まさに「BEYOOOOONDSだけの舞台」だった。

当たり前といえば当たり前だけれども、本当にBEYOOOOONDSしかいない

モーニング娘。の舞台だと客演の方がいたし、BEYOOOOONDSもBEYOOOOONDSだけで作品を構成する事は初めてだったように思う。

それでこのクオリティの舞台ができるのであればすごいなぁとしみじみ思う。

今回の舞台の特徴としては、おそらくあえて、それぞれの個人が持っている得意分野を強調したりはせず、ストーリーに不随する形での必然性をもった動きしかなかったことだと思う。

それぞれ、さりげなく時に大胆にそれぞれのメンバーカラーをあしらった衣裳になっていてそれも面白かった。靴紐がメンバーカラーとか。

内容について言及しようとすると、即ネタバレになってしまうため、本日時点での感想はそれぞれ個人に対してのふわっとした感想に留めておく。

ヒカル:平井美葉

事前情報ほぼゼロで見に行ったので、はじめに今回は美葉ちゃんが主役なのか!と正直驚いた。

劇部所属の高校2年生の役。

開演した直後、上手がわにいたのは、美しい顔をした男子高校生だった。

こういう話し方する人いるいる~って思ったし、間の取り方が自然で素晴らしかった。

平井美葉ちゃんはダンスが得意というのが周知の事実だと思うが、今回の作品ではダンスではなく、演技で勝負をしていた。

そして、その演技が素晴らしかった。ブラボーです。

ヒマリ:島倉りか

ヒカルの幼馴染。

良い空気、雰囲気を作り出していた

ピンクのドレスが素晴らしく可愛くて似合っていた!

夢子:西田汐里

ヒカルの劇部仲間。劇部のエース。

全般的にとても良い子で、かわいかった。ヒマリがいなかったら確実にヒロインポジション。

こちらもホットピンクの衣装可愛かったー。めっちゃ可愛かったー。

歌も上手だった。声の伸びが本当に良い。

ノゾミ:山崎夢羽

ヒカルの劇部仲間。熱い思いを持っていて、考えたことをすぐに口にするタイプ。

夢羽ちゃんの今まで見たことのない一面をみた。圧巻の役作り

カナエ:里吉うたの

ヒカルの劇部仲間。いつもノゾミとタマエと一緒にいる。

フワフワしている感じがするキャラクター。

可愛かった。

タマエ:高瀬くるみ

ヒカルの劇部仲間。いつもノゾミとカナエと一緒にいる。

個人的に今回の舞台のMVPだと思う。

舞台に出てくるとその時々にタマエとしての自然な動きを生き生きとしていたのもよかった。とりわけストーリー中の起承転結の「転」の部分で、最もオーラを感じた

会話のテンポもいいし、すご。

山上:江口紗耶

ヒカルが所属する劇部の部長。

かっこよかったーーーー!

低音での歌声がすごくのびやかで、とても上手だった!

普段歌っているハロー!プロジェクトの歌に比べて全然違う音域で難しいだろうに、あの音域でのびやかに歌ってるの本当にすごい!と感動した。

浜田先輩:一岡伶奈

ヒカルが所属する劇部の先輩(イケメン

作品中では基本的にイケメン先輩と呼ばれていたので、パンフレットを読んで「浜田先輩」という名前だった事を初めて知った。笑

いっちゃんも、紗耶ちゃんと同様に、低音での歌が良かった

あとは要所要所でイケメン感を醸し出すところなど、素敵な感じが出ていた。

個人的にはノゾミと良い感じの関係になっているという裏設定があると嬉しいなーと妄想がはかどったキャラ

ネネ:小林萌花

ヒカルの劇部仲間。劇部が作品の中で歌を歌う時に伴奏としてピアノを演奏する。

いい味出してた。ほのぴが言葉を発するとホンワカするとともに、ちょっと厳しい事を言っても謎の納得感がある。

ショーコ:清野桃々姫

ヒカルが所属する劇部の後輩。衣裳を作るのが上手。

序盤の曲でほぼ歌いだしみたいなタイミングがあり、その歌いだしがさすがの切り込み力

大きなわかりやすい活躍ポイントは少ないものの、舞台の上にいると、ショーコとして動いたりリアクションしたりする姿は魅力的だった。

ユッコ:岡村美波

ヒカルが所属する劇部の後輩。衣裳を作るのが上手。

劇中劇での役柄が良い感じだったなー。かわいくて似合っていた。

あと、歌の時に地の声が高いから全体の中ですごく良い色、アクセントとなっているのが印象的だった。

ツムギ:前田こころ

ヒカルの劇部仲間。

前ここさんといえばの男役。

今回の役は引っ込み思案で自分の事を主張するのが苦手な男子高校生。しかし、心の中にはアツイ思いを抱えている。

今回はそういう難しい役どころをすごくしっかり演じきっていたと思う。

劇中劇は超魅力的な見た目だった…。

今日の一言

ひたすらネタバレを避けたのでふわっとした表現の感想となった。

配信も決まっているので、配信が終わったらネタバレありの感想を書こうかな。