思い

エヴァンゲリオンの思い出

エヴァンゲリオンとの出会い

初めてエヴァンゲリオンを見たのは、テレビシリーズが話題になっていて、「すごく面白いらしい」という噂を聞いて、途中からでも楽しめるかな・・・と思いながら見た。

といってもリアルタイムで見る事ができたテレビシリーズは最終回のみ。今、検索してみたところ、それは1996年3月27日だったらしい。おおよそ25年前。

さっぱり分からなかった。なぜみんなが面白いと言っているのか全く理解できなかった。テレビアニメとおもえないくらい簡素な絵で、わけのわからない台詞を聞き、最終的にみんなが拍手をしながら「おめでとう、世界中のチルドレンへ」で終わる。

いったい何をみたのだろう。でもみんなが面白いといっているから面白いのだろう。

と思って、その後テレビシリーズのビデオをレンタルして見通して、まんまと渚カヲルくんにドはまりした。ちょうど、やおいというジャンルに興味を持ち始めた時期、腐女子という用語はまだしらなかったものの、転げ落ちるようにカヲル君がシンジ君を愛でる系のものにはまっていった・・・ような覚えがある。あと、思春期こじらせていたので、ATフィールド展開しまくってた。たぶん。

シン・エヴァンゲリオンの公開を前にして

その体験から約25年たった今、映画シリーズや漫画版を読んで、様々な考察を観たり読んだり、そして何より様々な経験をしたり聞いたりした結果、チルドレンたちの気持ちや目線とともに、ミサトをはじめとした大人たちの言動や背景に思いをはせるようになった。

一方で、この25年間の中で「アニメ」を見る事、楽しむ人が大変一般的になったような印象がある。エヴァンゲリオンのテレビシリーズを見たとき、わざわざ特定のアニメを一生懸命見る人間は少なくとも私の周りでは少数派だった。2021年の今現在、「エヴァンゲリオンの映画は映画館で見たい」と発言してもそれほど変人という目では見られない状態になってきている気がする。社会の目が変わっていくというのも面白い。
いよいよ本日、2021年3月8日に公開される「シン・エヴァンゲリオン」。いったい自分がどんな感想を抱くのか、とても楽しみにしている。

仕事の都合上、公開初日に見に行くことは叶わなかった。ネット上のネタバレ情報を見ないでどのくらいの期間を過ごせるのかがわからない。3月12日(金)に仕事を休んで見に行くことにした。

3月13日または14日に感想をブログに書き記そうと思う。