ジェンダー

2022/1/18 舞台 炎炎ノ消防隊 -破壊ノ華、創造ノ音-

舞台 炎炎ノ消防隊 -破壊ノ華、創造ノ音 @ KT Zepp Yokohama

18時開場 19時開演

『炎炎ノ消防隊』(えんえんのしょうぼうたい、Fire Force[注 1])は、大久保篤による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2015年9月23日発売の43号から連載中

Wikipedia 炎炎ノ消防隊

飯窪春菜さんがリサ役で出演するという事で初日に鑑賞。

第二回目の公演ということで事前にNetflixでアニメをみてストーリーを予習。

開場~開演

開場から20分ほど経った頃に到着したが、初日ということもあってかグッズ列は階段の上まで延びてそしてまた一階まで降りてくるほどに長くなっていたためにパンフレットの購入は諦めた。

きっとキャストの皆さん、今をときめく舞台俳優の方々でとっても人気があるんだろうなと思える盛況っぷり。そしてお客さんの95%はおそらく女性。こういう世界があるのかと感心。

開演前は舞台上に紗幕が降りており、「舞台 炎炎ノ消防隊 -破壊ノ華、創造ノ音-」の文字が投影されている。舞台ツラに合わせて4段の山台がある他に舞台装置やセットは確認できない。初めてくる会場なので通常の高さなのかどうかわからないが舞台自体は相当高い。

広くフラットな会場だが舞台が物理的に高いので、1階席の後ろの方からでもおおよそ舞台全体を見る事が出来た。

開演前は糊のついたビニール袋を開ける音があちこちから聞こえてきた。おそらくランダムのブロマイドやグッズを開封して中身を確かめているのだろう。

5分前のベルなし。スタッフが「まもなく開演です」と呼びかけまくって、会場内に歩いている人がいなくなってから暗転し開演。

舞台&感想

一回の舞台で9話までのお話だったらしく、今回はおおよそ10話~11話くらいから大体17話までの内容だった。

話の構成がとてもたくみで、アニメとは変化させており、第7特殊消防隊のエピソードと、ヴァルカンを仲間として向かい入れるまでのエピソードが平行して進む形。

とても上手に組み合わせられていたので、先にこの舞台を見てからアニメや漫画を見たら全然違うエピソードであることに驚いてしまう気がする。

大きな舞台装置はなく、バックや紗幕に映像が投影されることによって場面転換や特殊効果が演出されるため、演者の人は立ち位置をばっちり合わせる必要があるのだろうな、すごいな、という部分に関心した。

どの役者さんもアニメから飛び出てきたような感じがする素晴らしさだった。特に森羅の身体能力の高さ、アクションのすばらしさ、アーサーの真面目なコミカルさが楽しかった。

推しの飯窪春菜さん演じるリサはちょっとびっくりするくらいのナイスバデーだった。ヴァルカンに対する恋慕のようなものと、じつは裏切っている、という難しい気持ちが細かい演技から伝わってきた。

今日の一言

私は「ラッキースケベ」という概念自体を肯定的に描くこと自体に否定的な考えを持っているので途中途中で一瞬考えさせられる事があった。

かわいい女の子が自分の意図しない範囲で露出をしてしまうという描写。

実際かわいいし、さらけ出された素敵な肉体に関してはついつい目が奪われてしまうし、ドキッとしてしまう自分がいるにはいるが、それは舞台の上で「分かっていて見せている」のでそれはそれで楽しめばいい

それとは平行して「ラッキースケベ」という概念が一般に広がる事には問題があると考えている。

原作の問題だけれども。